8月はどうしても終戦記念日が頭に浮かびますそれと原爆投下。
テレビも特集を組み戦争の忌まわしさ、残酷さ、愚かさを放送します。人間同士が殺し合う戦争と言う惨たらしい時代が本当にあった事も今現在生きている自分さえも不思議に思えてきます。
命を大切に!の言葉さえも虚しく響く戦争というバケモノ。
私の年嵩の従兄弟も若き軍医として戦争に駆り出され多くの傷病兵を看取り戦争の悲惨さを目の当たりにして来ました。手当ての甲斐もなく死んでゆく兵士の心が求める所は母や父の住むふるさと、懐かしいふるさとに帰りたいとの一念が起こしたものは?不思議な出来事でした。兵士が亡くなった瞬間閉ざされ開くことのない兵舎の天窓がバタンバタンと大きな音を立てて開いたと言うのです。
従兄弟は瞬間的に思ったそうです。「兵士が国に帰ったんだ!」と。俺は科学者の端くれこの世に亡霊など居ないと常々言ってた医師の従兄弟がその時ばかりは死者の魂というものを見たと言います。今ブログを綴って居ても涙が溢れます。
戦後76年平和日本の確立は固定したかに見えますが今現在人々には突然襲いかかる自然の脅威(地震、津波、洪水等々)果てはコロナなどと思いもよらない災害が降って湧いたように起こって来ます。けれど人類の英知はきっとこれらを乗り越えると信じます。
政治家も我々一般庶民もこれからはもっともっと高潔な人格を求められるでしょう。国と国とが争うこともない、恐ろしい災害のない世界になる為に。ちょっと硬い話に成りましたが今度はもう少しくだけた話をしたいと思います。お楽しみに。